~固定種の栽培と自家採取の継承計画~
Seeder…種をまく人という意味ですが、今ハイブリット品種が台頭していく中で海外に発展途上国は、 固定種よりもハイブリット品種を主体に推奨されるタネからの栽培に伴い、専用の肥料と農薬も購入しなければならず、 農薬による健康被害が続発している中で、農家はシェアを独占したい企業の思惑にはまる形となり、引くに引けない実情を抱えています。
日本ではハイブリット品種の栽培がおこなわれていないにしても、F1品種の割合が増えており、 その勢いが加速しつつあり、いずれ固定種が姿を消すかもしれないという危機感を彷彿させます。
そういった事態を招かないためにも、今から固定種の栽培を推進し、自家採取の普及率を上げながら、 種(品種)を継承して絶やさないこと…、それが通称”シーダープロジェクト”が掲げる最大目標です。
1.自家採取の進め方
必要に駆られるおことなくごく当たり前に自家採取を行っている人には何ら支障がない事だとしても、 自家採取することが初めての人にしてみれば、何をどうすればいいのか雲をつかむような話になります。
それでも自家採取のすべを一通り知っておくと、その種を適正環境で保存してゆくことができれば、 仮に土地を失ったとしても、種を元手に栽培を再開することが充分い可能ですし、 自家採取した品種のタネは、栽培を繰り返すことができるので、世代を超えた長いサイクルで継承されて行くことになます。
ノウハウとまではいかないにしても、種子の採取か保存に至るまでの要点や過程をまとめた資料を公開しています。
サブメニューには自家採取の法要や要点を品目別に分けて閲覧できるようになっていますので、一度ご覧になりご意見や感想をお寄せください。